過日(3ヶ月ほど前)に原料調整基準を設けている業務店様数社に契約変更の是非を打診をさせて頂きました。
変更内容は、
原料調整基準 上限 サウジCP$**若しくは取引為替**円。
下限 サウジCP$**若しくは取引為替**円。
を上限下限共に緩和することで、輸入価格の値下がりを反映し易くすることです。
一例では、仮に$200緩和すると、現在の販売従量単価280円/㎥ → 従量単価230円/㎥前後に。
ただ一方で、より輸入価格の変動の影響を受け易くもなります。
将来、再度、原油価格の高騰があった場合、現在の従量単価280円/㎥の維持は難しくなるでしょう。
原油価格高騰時にご契約頂いたお客様は、値上げとならないことに主眼を置いた契約です。
しかし、これほど原油価格が値下がりしていると、販売側も値下げしてあげたいのが人情だと思います。
(お客様は、当然値下げして欲しい筈です。)
お客様には、現在の契約内容が時代にアンマッチなのか、将来のリスクへの保険なのか、難しい選択をお願いしました。
現状、販売条件の変更の依頼は、1件も頂けておりません。
輸入は本当に難しい判断ですので、個々の判断があるのだと考えさせられます。
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