2021/11/10~2021/12/9までの期間、他社ガス料金の動向を値取り調査しました。
営業先にて積極的に値上げ状況、値上げ回数、値上げ幅を質問し、検針票等で事実確認を行いました。
お話しが可能な他社ガス会社経営者、担当者に値上げ状況を質問しました。
茨城県県北、県央、県南について、直近1年以内に2~4回の値上げが行われ、従量単価+55円~+150円で実施されていることを確認しました。
茨城県県西エリアは、調査サンプルが少ないため正確さを欠きますが、従量単価+30円~+85円で実施されているのを確認しました。
総評として、
大凡4月に+20円、8月に+40円、11月に+40円、2022年1月に+40円(予定)が多いようです。
2021年のアラムコCPは、最安値$495→最高値$870となっており、TTS(ドル建て)も104円→114円となり、従量単価+93.86円となっていますので、輸入価格推移の反映としては、大きな間違いはありません。
しかし、各社最安値を標準原料価格としてることはあり得ませんので、実際の原料調整は従量単価+50円前後と思われます。
プロパンガス業界の悪癖である便乗値上げが強く出ている結果となりました。