<事項>
・ 11月検針分~令和3年1月検針分までの3ヶ月間、一般LPガス料金の従量料金について、一律1㎥辺り30円の原料調整見合いを御請求致します。
・ 令和3年2月以降について、弊社から特にご連絡をしない場合、原料調整見合いの請求は中止されます。
・ 委託検針先に限っては、システム上で原料調整を別記載できないため、従量料金に合算されます。
<説明>
令和3年10月積み輸入価格の高騰により、弊社一般ガス料金価格改定基準『2013年11月輸入価格CP$875、円$為替100.25円』を超えました。冬場の需用期前にこれ程の高値を付けるのは、2013年以来8年振りのことです。しかも市場では、更なる上昇傾向にあり、「少し待てば下落する」状況にありません。元売り会社の予測では、今冬に過去最高値($1230、TTS83.98)に近づくと予想されています。
また、弊社価格は、2014年に設定し、石油石炭税の増税、フレート市況の上昇(海運)、積み込み料の上昇(原産国船積み料)など、経費上昇分を一切反映してきませんでした。
一方、過去、米国大統領発言により原油価格が暴落したこともありますので、世界的エネルギー価格の上昇もいつまで続くかは必ずしも確定ではありません。
以上のことを踏まえ、当面3ヶ月間「原料調整」で様子を見ることと致しました(正確に表現すれば3ヶ月間の据置措置ですので、原料調整見合いとなります)。今後、抜本的にガス料金改定が必要であるか、今回の原料調整だけでガス料金を据え置けるのか、その判断をする期間とご理解頂きたく存じます。
輸入価格推移資料(原料調整)