前回の記事で払い済みガス料金返還の可能性について書きましたが、
今回は、具体的に考えてみましょう。
仮に、○○アパートにお住まいのAさんの場合
毎月のガス料金が大凡15㎥で13,176円だったとします。
Aさんは、ガス料金が高いのでインターネットのコミュニティサイトで質問しました。
すると、「プロパンガス料金は値下げ交渉できる」と教えられました。
早速、購入先の××ガスに問い合わせたところ、「ガス料金には設備代が入ってるので値下げ出来ません」とケンモホロロに断られてしまいました。
プロパンガスは高いなぁ、都市ガス物件に引っ越したいけど家賃が上がるし引っ越し費用もない・・仕方無い・・と諦めました。
しかし、最近、ガス検針票に「エアコン代1,620円、システムキッチン1,620円、インターホン486円」と記載が有るのに気づきます。
あれ?××ガスが言っていた設備代ってエアコン代なの?と疑問を持ちます。
なぜなら、Aさんは「エアコン2台付き!システムキッチン完備!」の不動産チラシを見て不動産契約を決めたからです。
少し不安でしたが、Aさんは不動産屋さんに問い合わせました。
不動産屋さんの回答は、××ガス屋が勝手に行っている事で、不動産契約とは関係ないと、またまた断られてしまいます。
仕方無く、消費者センター(つくば市消費生活センター:029-861-1333、茨城県消費生活センター:029-225-6445)に相談しました。
結局、
相談員が××ガス屋と話をしてくれて、「ガス料金は値下がり」し、「入居時からの7年分の過払い金312,984円」を返して貰うことが出来たのです。
しかし、××ガス屋は、最後に気になることを言いました。
「今回の対応はAさんだけなので、他の人には黙っていて下さい。」と・・・。
此は最低最悪のイメージ例ですが、皆さんどう思われますか?