一般ガス料金の価格改定基準

価格改定基準を一般公開致します。
弊社一般ガス料金の価格改定基準は、『基準値2013年11月輸入価格CP$875、円$為替100.25円』と定めています。
2016年7月度輸入価格は、『サウジCP295㌦、6月25日TTS107.93円、ENEOS7月フレート4,100円、石油石炭税1,860円』ですので、現在の輸入価格から約2.5倍まで輸入価格上昇しても値上げはありません。
価格改定基準は、飽くまで基準ですので「価格改定するかも知れない」基準です。1、2ヶ月一時的に基準を超えても価格改定は行いません。
また、物価上昇や賃金上昇も考慮しなくてはいけないため、ある程度の目安とお考え頂けると幸いです。

弊社とお客様との契約書には、明確に記載が有ることですので、特段新しい情報ではありませんが、「自社のガス料金全て」ではなく「標準価格」を公表するプロパンガス会社が増えてきましたので、より詳細な情報提供の必要性を感じた次第です。
プロパンガス業界では、実態と異なる「標準価格」を公開する動きがあり、ガス料金の透明性をまたも阻害する懸念があります。
・標準価格と異なる「営業料金」を利用し、価格改定基準を開示しないまま、契約後に徐々に値上げを行っていくプロパンガス事業者。
・意図的に割高な「標準価格」を開示し、割安感を演出するプロパンガス事業者。
この様なプロパンガス事業者は、プロパンガス事業の発展を阻害する癌です。
違法行為でないにせよ一般消費者から見れば詐欺同然の行為であり、自由化でエネルギー間競争が必至の時代に時代錯誤も甚だしいです。
金儲けのためなら嘘偽り何でもござれのプロパンガス事業者、現状維持だけを目的に一般消費者の錯誤を促すプロパンガス事業者、この様なヤカラが蔓延してる状態では、電気や都市ガスとのエネルギー間競争に打ち勝てません。
即刻、市場からご退場頂きたいプロパンガス事業者らです。
ガス料金公開が歪んだ形で行われないことを切に願います。

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