電力の小売り自由化が始まり、弊社を含めプロパンガス事業者も電気とガスのセット販売を手掛けるようになりました。
来年には、都市ガスの自由化も控え、益々プロパンガス価格の透明化の必要性が高まっています。
2016年5月27日に行われた茨城県高圧ガス保安協会総会(茨城県のプロパンガス事業者が会員となっている業界団体)では、立原協会長から自社(株式会社ミトレン、所在地:水戸市河和田4381-17 (協会長が社長を務めるプロパンガス会社))を含め、ガス料金の透明化に向けて協会員一丸となって社会の要請に応えていかなければならないとの強い決意表明がありました。
とかく不透明・不公正と揶揄されるプロパンガス業界も変わろうと努力し始めた様です。
そこで、今更な事ではありますが、そもそもプロパンガス料金の「適正料金」とは何ぞや?を考えていきたいと思います。
販売ガス料金は、プロパンガス事業者を選ぶ上で重要ですが、単純に現在価格との比較だけでは高い・安いを判断し難いことでしょう。また、単純に安いだけが、判断基準では無いと思います。プロパンガス事業者選択にお役に立て頂けたら幸いです。
目次
プロパンガスの適正価格を考える① 前書き、目次
プロパンガスの適正価格を考える② 平均価格、石油情報センターって何?
プロパンガスの適正価格を考える③ 他燃料との比較、電気・都市ガスと比べて
プロパンガスの適正価格を考える④ ネット上の適正価格って本当か?
プロパンガスの適正価格を考える⑤ 実売価格、他社ガス料金の値取り調査
プロパンガスの適正価格を考える⑥ ガス料金公開の必要性、一般消費者の自己責任
プロパンガスの適正価格を考える⑦ 中途半端なガス料金公開、標準価格の意義
プロパンガスの適正価格を考える⑧ 価格以外のサービス、安ければ良いのか?
プロパンガスの適正価格を考える⑨ 結局、適正料金って何なのか?
本記事は、項目別に分けて掲載します。
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