2016年2月15日付け業界紙にLPガス販売指針についての取り扱い方法の記事がありました。
2月3日付け全国LPガス協会の執行役員会で「ガス料金情報の積極的な提供」を会員(各都道府県プロパンガスの業界団体)に求める採択があったそうです。
そこで、実際に全国LPガス協会の広報担当者(セト様)に聞いてみました。
LPガス販売指針は業界の自主ルールであり、守るか否かは各事業者の判断。各会員に「努めて下さい」との通知は出すが、それ以上の強い要請はしない。努力目標なので「言葉だけになっても仕方がない」との回答でした。
あれあれ?宮沢前経済産業大臣や資源エネルギー庁の見解と随分温度差がありますね。
暗にガス料公開に向けてのポーズだけ取っておけば良いって事でしょうか?
資源エネルギー庁は、LPガス販売指針が業界改善に繋がると国会で発言していますが、当の全国LPガス協会はそんな気更々無いようです。
そんなに期待されても「強制できない」し、困るよって感じかも知れませんね。
今の取り組みのままで「ガス料金の透明化」「ガス料金の低廉化」が実現できるのか怪しい雲行きになってきた??
2016.2.16現在、弊社所在地の茨城県では、ガス料金を一般公開をしているプロパンガス販売事業者は弊社ただ1社のみです。2社ほど「ガス料金の公開を考えている」との問い合わせを受けていますが、実際に公開に踏み切った会社様はありません。一般社団法人茨城県高圧ガス保安協会の協会員様には、全国に先駆けて積極的に一般公開して欲しいと願っています。「茨城県内ガス料金検索」みたいなものを協会が作ってくれたら最高ですよね。